2018年9月30日~10月6日 ケニア旅行記-マサイマラ国立公園(1/5)

こんばんは。

アフリカ旅行記5回目の記事です。

 

いよいよケニアサファリの大本命、マサイマラ国立公園へ移動です。

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午前中ナイバシャ湖でボートサファリをした後、約6時間のドライブです。

 

6時間車に乗っているだけというと楽そうなイメージですが、後半2時間強は舗装されていない道ですので、鬼のように揺れました。酔い止め飲んできて良かったです。

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マサイマラはタンザニアとの国境に位置する、ケニアで最も有名な国立公園です。

ダーウィンが来た」や「動物奇想天外」でよく取り上げられてきたところですね。

幼い頃、動物番組を見て生き物の興味を持った私としては、子供の頃の夢が1つ叶って感慨深かったです。

 

眼前に広がるのは、テレビで見た通りの景色です。広大なサバンナが広がっています。

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サファリの中ではこんな車で走り回ります。

別のグループとの混載車で安く済ませることもできますが、お勧めは断然プライベートサファリ。ちょっとだけ高い(確か2人で+10,000円程度)ですが、他のグループに気兼ねせず、止めてもらって動物の写真も撮れます。

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一歩国立公園に入ると野生動物の群れだらけです。

入る前にマサイ族に散々怪しいお土産を売りつけられてイライラしていた気持ちが一気に吹き飛びますw

 

インパラさん。

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しかし、我々のそんな高揚感を無視してガイドのJasonはガンガン車を進めますw

「どうせガゼルなんて後でも沢山見られるからまずロッジで飯食おうぜ」とのこと。

まあ、そうなんでしょうけど。

 

無事ロッジについて、飯を食いがてら、敷地内で動物探しです。

アフリカヒヨドリさん。近すぎて縦構図でないと入りませんでした。

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マミジロツグミビタキさん。

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サバンナモンキーさん

近いのは良いですけど、いたずらされそうで正直ちょっと嫌でした…w

狂犬病の注射は打っていないので。

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 さて、昼食と小休憩の後、いよいよ夕方のサファリに出発です。

 

早速トムソンガゼルさん。

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そしてイボイノシシさん。

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サバンナのサファリでは、Big Fiveという以下の5種類の動物がレアというか、観光客が見たがる動物ということで、ガイドさんはこの辺りを中心に探してくれます。

(ハンティングの時代、仕留めるのが難しかった動物に由来するみたいですね)

最近はハンティングの時代でないので、バッファローOut チーターinですが。

 

早速バッファローバッファロー自体はそれほど珍しい種類でもありません。

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顔を500mmでアップに。気性は結構荒いみたいです。

ちょっとした戦車みたいな感じなので、車に突っ込んでこられると

転がされてしまいそうです。

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どこに行っても腐るほどいる草食獣と異なり、肉食獣は注意して探さないとなかなか見つかりません。

まずはセグロジャッカルさんが見つかりました。

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子供もいました。穴から顔出していて可愛いですね。

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続いてブチハイエナさん。残念ながら夜に備えてかずっと寝ていました。

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ヒョウにも会えました。

Jasonは「こんなすぐ会えるなんてラッキー!!」とめっちゃ言ってましたが、枝被りが酷くて顔が見えなかったので、あまり有難みもなく。

ただ、ヒョウはマサイマラでは本当に珍しいようで、初日のこれしか見られませんでした。

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ヒョウが起きないか粘っていると、Jasonに無線が。

ライオンのメスが狩りを始めそうとのこと。

ヒョウはいったん置いておいて、早速そちらに向かいます。

 

あ、書き忘れておりましたが、ガイドさん同士は無線で会話して、XXにXXがいるとか情報を共有しています。特にライオン、チーター、ヒョウなどの肉食獣やゾウやサイなどの大型獣は数が少ないこともあって、この無線の情報共有が不可欠なのです。

 

ポイントに到着すると、車が10台くらい集まっていました。

100m程度ライオンから離れて、狩りの様子を観察しています。

背の高い草に囲まれた中で、よく見えなかったですが、ライオンが何かの群れに突っ込み、次の瞬間、

 

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何かを咥えて出てきました。イボイノシシの子供のようです。

獲物が小ぶりだったのは残念ですが、初めて狩りを目の当たりにできました。

(これまで見た大型肉食動物は皆寝ていたので…)

 

ライオンたちはどこかへ去っていったので、サファリカーも三々五々散らばります。

すると、またJasonに無線が。今度はサイが出たようです。

 

鼻の間が離れていないので、クロサイのようですね。

サイはマサイマラには少ないようなので本当にこれはラッキーでした。

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臆病な種類と聞いていましたが、サファリカーが警戒されない程度に離れていたせいかのんびりしていました。その分、望遠がないとしんどい程度には遠かったですが。

35mm換算750mmが頑張ってくれましたw

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まあ、こんなのがびっくりしてこちらに突進してきたら溜まったものではないので、臆病な種類でとてもありがたいですね。

 

サイを観察していると、あたりが薄暗くなってきました。

アフリカの果てしない大地が赤く染まり、日が落ちる光景は何とも言えない素晴らしさがありました。

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この後、ロッジに帰り、翌日のサファリに備えます。

翌日は1日マサイマラ国立公園でサファリ+マサイ族の村訪問です。

 

それでは。

 

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