こんばんは。
過去の探鳥を振り返るシリーズ第二弾は、千葉県に草原性の小鳥を探しに行ってきた探鳥記です。
この日はコジュリンを狙いに、笹川のコジュリン公園まで遠出してきました。
狙いはコジュリンとオオセッカです。
公園と言ってもほぼただの河川敷です。利根川沿いの支流沿いのバンカーをひたすら鳥を求めてテクテク歩くという結構試される感じの探鳥でしたw
前回探鳥したときと比べ、全般鳥の数が少ないように感じました。
時期が遅かったのか、オオヨシキリすらそれほど鳴いていなかったので驚きです。
コジュリンも何とか数羽見つけましたが、全部葦原の遥か彼方。
オオセッカに至っては鳴き声は聞くものの、ディスプレイは殆ど見られず。さらにコヨシキリは鳴き声すら聞こえませんでした。
コジュリンは、何とかまあまだ撮影可能な距離で撮れたのがこちら。
それでも50m近く離れているので結構トリミングしています。
越冬地での環境が悪いのか、繁殖地の環境が悪いのか、どちらもなのかはよく分かりませんが、草原性の小鳥は数を減らしているのかもしれませんね。(シマアオジやノゴマも減っていると聞きますし)
特にコジュリンやオオセッカは分布が極東に偏っている分、もう少し日本で増えてくれるとよいのですが。
そんなこんなの寂しい探鳥を慰めてくれたのが、ホオジロのペア。
これくらいの距離でコジュリンが取れれば万々歳だったのですが。
最後にちょっと遠かったのですが、ウグイスが良く抜けた枝で囀ってくれました。
比較的ちょっとした自然(藪や疎林)があればどこでも鳴き声が聞こえるウグイスですが、姿をばっちり見るのは意外と難しい印象です。いるのは分かっていても藪から出てこなかったり、出てきていても枝や葉が被っていたり、姿は見えても背景が細かい枝で写真としてはすっきりしなかったり。
そんな中、これだけすっきりしたところで撮らせてもらえたのは少しうれしかったですね。
こんなところです。
この後、帰りがけにアオバズクを探しに毎年アオバズクがやってきているポイントに向かいました。
それでは~
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